競輪ルーキーシリーズ2021

2021.6.4・5・6
和歌山競輪

地元ルーキー選手特集

石塚慶一郎119期 吉川美穂120期

展望-男子-

犬伏がルーキーS全勝へ突き進む!

計35人が1日目、2日目のトライアルに臨み、上位7人が決勝に進出する。予選が2着、2着でも一般戦に回る可能性はある。また、予選で1着を獲っても、もう1走で大敗すると決勝に乗れないなど厳しい勝ち上がりだ。単騎なのか、ラインが形成されるのか、新人たちの戦い方にも注目したい。有力選手を紹介すると・・

優勝候補筆頭は犬伏湧也。硬式野球で鍛えた身体能力の高さを生かし、適性出身ながら堂々の在所1位。ルーキーシリーズでは静岡、名古屋と2場所連続の3連勝Vで、名古屋では連日上がり10秒台の快速捲りを放っている。無敗のまま7月からの本格デビューを迎えられるか。

在所2位の志田龍星も非凡な能力の持ち主。養成所時代には第2回記録会でゴールデンキャップを獲得した。名古屋では21(2)。予選2で最後方から好スピードを出して1着。決勝は打鐘手前で先頭に立ち、犬伏湧也には捲られたものの、自身は2着に粘った。

5月中旬に香港での国際大会に出場していた窪木一茂が、追加を受けて参戦することに。当地とは縁があり、大学卒業後は和歌山県庁に就職。2015年の「紀の国わかやま国体」の県勢Vに大きく貢献した。その後、リオ五輪出場などの実績を引っ提げ、競輪界へ飛び込んだ。デビュー戦の静岡はうまく立ち回って12(2)。決勝は自力で果敢に攻めていた。

山根将太は中央大学時代に自転車競技で活躍。養成所は第2回記録会でゴールデンキャップを獲得している。デビュー後は名古屋で11(7)、大宮で11(1)。大宮の決勝では3番手から早めに捲り返して初Vを決めた。

上杉嘉槻は志田龍星と同じ朝日大学出身。スプリント種目での実績を持つ。養成所時代は全ての記録会でA評価を得た。デビュー場所の名古屋では11(4)。予選1は差し切り、予選2はロング捲りで勝利している。

地元戦を迎えるのが石塚慶一郎。在所成績は卒記レースで優出を逃した分、4位に後退したが、それまで1、2位を争うなど競走訓練で結果を出した。1戦目の名古屋は13(3)。地脚型ではあるが、捲りを得意とし、優れたレースセンスで早期の出世を目指す。

今シリーズ、近畿地区では上杉嘉槻、石塚慶一郎とともに徳田匠の走りにも注目したい。鹿屋体育大学時代はロードから短距離までこなせる万能タイプだった。デビュー戦の名古屋は予選で2走とも2着だったにも関わらず決勝進出を逃したが、一般戦で捲って1勝を挙げている。

田川翔琉は明治大学自転車部出身。先にデビューしてS級に特昇した兄弟弟子の松岡辰泰、伊藤旭らを追う。在所順位は35位だが、デビュー戦の名古屋ではそつなく追走して予選2で1着。決勝へ進んだ。

競走得点では米嶋恵介上野雅彦田村大岩城佑典らが続く。米嶋は小柄な体格をむしろ活かした動きで、名古屋の予選2では中割り強襲2着。3日目一般は軽快に捲って1着を獲った。上野は養成所の競走訓練で17勝。そのうち11勝が捲りだった。デビュー後は静岡、大宮と連続優出している。空手で中学時代に4度の全国制覇の実績を持つ田村。名古屋では3日目一般で1着。捲りで出切った後の粘りは上々だった。岩城は初戦の名古屋で決勝進出こそならなかったが、追い込み、マーク、自力と精力的な動きで223とまとめていた。

展望-女子-

内野の3連覇か、吉川の地元Vか山口・西脇・飯田も争覇圏内

参加予定の14人全員がルーキーシリーズを2場所以上走っていて、各々感触を掴んだだろう。既に優勝を果たしている内野艶和、吉川美穂をはじめ、山口真未、西脇美唯奈、飯田風音らがV争いを繰り広げそうだ。有力選手を見ていくと・・

最注目はルーキーシリーズ3連覇を狙う内野艶和。デビュー場所だった静岡の決勝はロング発進で押し切り、名古屋の決勝では2角過ぎからスピード良く捲って吉川美穂を捕えた。養成所時代は在所3位、卒業記念レース決勝2着で、ナショナルチームにも属す有望株だ。

山口真未は静岡で決勝2着、名古屋で決勝4着。静岡の予選1では2番手から後続に併せて仕掛け、内野艶和を下している。名古屋の予選2でも捲って快勝するなど、陸上競技で培ったダッシュ力は十分。養成所時代は第3回記録会で500mT.Tの新記録を出し、在所4位、卒記レース決勝3着だった。

西脇美唯奈はホーム名古屋でのデビュー場所で決勝3着。続く大宮は決勝で飯田風音との激しい踏み合いに耐えながら2着に粘った。高校時代は漕艇(ボート)に励み、養成所では卒記クイーンに輝いて、最終的な在所順位を12位から8位へ押し上げた。

地元期待のルーキーは吉川美穂。デビュー2場所目の大宮で21(1)と優勝を果たした。高校時代まではソフトボールに取り組み、3年夏の引退後から自転車に乗り始め、卒業後は長らく実業団等で活躍。満を持して養成所に入り、第1回、第2回記録会でゴールデンキャップを獲得するなど在所1位で卒業した。状況に応じた走りが持ち味の選手だ。同じナショナルチームのメンバーである内野艶和には名古屋で敗れているだけに、今回はリベンジに燃えているはず。

飯田風音も将来性豊かな新人。養成所時代は第3回記録会でゴールデンキャップを獲得し、卒記レースは111(4)。吉川美穂に次ぐ在所2位だった。スピードスケートと自転車競技で鍛え上げた脚力に加え、父・威文(67期)のレースを見て育ったこともあり、レースセンスがありそうだ。デビュー後は静岡、大宮といずれも決勝4着。初Vに挑む。

上記5人を追うのが中村鈴花本多優太田瑛美蛯原杏奈あたり。中村は静岡の2連勝が印象的。予選1は飯田風音を逆転、予選2は前々に自力で勝負し、後続を振り切った。本多は適性出身のヤングレーサー。スピードスケートを通じて養った回転力を活かし、また、実戦ではゴールまで踏み続けるしぶとさを見せ、静岡と大宮で決勝3着に入った。太田は姉・美穂(112期)同様に積極走法で見せ場を作る。デビュー戦の名古屋の予選1では粘り切って1着を獲った。蛯原は高校までアルペンスキーに打ち込み、実績を挙げた。前々俊敏に運び、名古屋の3日目一般で好位交わして初1着を獲っている。

和歌山競輪ルーキーシリーズ出場選手インタビュー

レース進行時間

R 発走予定 本場締切 場外締切
1 10:30 10:27 10:26
2 10:55 10:52 10:51
3 11:25 11:22 11:21
4 11:55 11:52 11:51
5 12:30 12:27 12:26
6 13:00 12:57 12:56
7 13:35 13:32 13:31
8 14:05 14:02 14:01
9 14:35 14:32 14:31
10 15:10 15:07 15:06
11 15:45 15:42 15:41
12 16:25 16:22 16:21